ラッシュバレー

あんなことこんなこと、ほしいもの、やりたいこと、徒然に・・・

何回見ても白と金

子どもの頃、初めて「だまし絵」を見た時、単純にすごい!と思った。
たとえば有名なのだと、帽子をかぶった女性と老婆。向かい合った人の顔と壺・・・などなど。
ぱっと見た時はどちらか一方にしか見えないんだけど、ちょっと視点を変えてみると、まったく別の絵が浮かび上がってくるからおもしろい。
人間の脳は割と簡単にだまされる・・・とよく言うけど、これはその典型例だと思う。

でもだまし絵は、よくよく観察してみたり、あるいは誰かにネタバレされれば「ああなるほど、そう見える!」って納得できるんだけど・・・。
今ネット上で話題になっている「服の色の問題」は、どうしても私には1通りの色の組み合わせにしか見えない・・・。
問題になっている画像は、ちょっとタイトなドレス。
ボーダーのラインがいくつか入っている、まあよくありそうなデザインの服なんだけど、この服の下地の色と、ボーダーラインの色の組み合わせが、見る人によってまったく違うらしい。

私は一目見て、金色の下地に白のラインの服だと思ったんだけど、人によっては青の下地に黒のラインの服に見えるんだって。
そう言われてみて、先入観を捨てて再び見直してみたんだけど・・・・どこをどう見ても、青と黒には見えない(汗)
この話は海外セレブにまで飛び火していて、歌手のテイラー・スウィフトは混乱しながらも「明らかに青と黒」とツイートしているんだって。
でもどこをどう見ても、青にも見えないし黒にも見えない・・・。

ちなみに販売されている実際のドレスのカラーバリエーションは、「白と黒」「赤と黒」「ピンクと黒」「青と黒」の計4種類。
つまり「白と金」の組み合わせはないから、「青と黒」と言っている人が正解ということになる。
でも青と黒だ!と思って見ても、やっぱり白と金にしか見えないよ~(涙)
色は脳が作る、と言われているみたいだけど、私の脳ってだまされっぱなしなのかしら・・・。